メスを選り好みするボールパイソン
交配計画であの子とこの子の子供がほしいと思っていても
実際にかけたい相手に対して
全く興味を示してくれないこともあります。
そういった場合の一筋の光となりそうな出来事がありましたのでご紹介
まずは発端となったのがGHIデザゴ君
この子は全然盛ってくれずはじめは年齢が若いからかなと思ってましたが
どうも違うようでめちゃくちゃ選り好みする子だったみたいです。
お相手はモハベ ファイア ゴーストでペアリングは3ヶ月ほど行っていましたがずっとこの状態
この間他の子ともペアリングを試みていましたが全く反応せず
そこから全く交配予定ではありませんでしたが
ホワイトウェディングのところに入れてみたところこの子に対してだけは何度でも盛ることがわかりました。
そこからホワイトウェディングと少しの間一緒にして
他の子の所にペアリング等
色々と試行錯誤したものの他の子と交尾には至りませんでした。
何度やっても上手く行かずもう無理だろうと諦めてしまいましたが
風向きが変わったのがつい先日
たまたまGHIデザゴ君が外に出たがっていたので
タブを開けて様子を見ていた所
スネークラックを登り
たまたま上に置いていた最終脱皮と出産後脱皮したホワイトウェディングの脱皮殻を見つけ
そこから釘付けに
しっぽの反応を見るにこれは発情しているのでは?
となり再度モハベ ファイア ゴーストの所に入れてペアリング
(ちなみにホワイトウェディング以外の脱皮殻には見向きもしません)
初めは脱皮殻を入れずにこの調子でうまく盛ってくれるのではないかと思っていましたが
次の日の朝確認すると見事に打ち砕かれ上にも乗らず横で添い寝状態に…。
ここで満を持してホワイトウェディングの脱皮殻を投入
次の日
交尾まで行きませんでしたがかなり可能性を感じる状態に
そして見守ること
もう1日
なんと上手く交尾まで行ってくれました。
馬とかではこういった選り好みする子を種付けさせるのに
すり替える方法がとられる場合もありますが
まさかボールパイソンにも有効だとは思いもしませんでした。
恐らく脱皮殻以外にも
意中の子の尿酸とかも有効では無いかなと考えられます。
あとこの方法は盛りが悪い子に対して有効ではないと思われ
やる気があるのに相手を選ぶ子には有効ではなかろうかと思います。
さらにすべての子に対して効果的でもないと思います。
(モハベ ファイア ゴーストと交尾済みで、絶賛やる気満々のアスファルト エンチクラウンは特にこの脱皮殻にはあまり関心がなかったので)
あくまで方法や可能性の一つとして捉えるのがいいかもしれません
今後さらに検証の余地ありですね!
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